天使襲来編 完結

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前回 天神「ミカエラ」 の続き


誠は胸が燃えるように熱くなるとき、しだいに意識も薄れてゆくようになっていた。魔王に、身体を乗っ取られるイメージだ。
今もそう。誠の意識はもうろうとする一方で、闘志だけは燃えている。

カエラ『…少し気に食わないな。人間をこき使っているように見える。』
誠【ハッ!貴様らが言えることか・・・?】
カエラ『・・・。』
カエラは少し何か考えたのち、後ろを向き歩きだす。
誠【…?オイッ!!逃げる気かっ!!】
カエラ『俺はただ忠告しに来ただけだ。雑魚と戯れる時間は持ち合わせてない。』
誠【ほざけ…!!】
誠が動き出そうとしたその瞬間だった。

ズオォッッ‼

誠の本当の意識が戻る。
誠(何だ?何が起こった・・・?)
手元を見ると、さっきまであったソードがない。それだけじゃない。何の力も感じない。ただの人間になったみたいだ…。何だこれは。
カエラ『いいか。この世界がどうなっていくのか、誰が強いのか、ちゃんと見ておいたほうがいい。そうだな…、地獄でも役に立つかもしれんからな。』
そう言って、ミカエラは誠の前から姿を消した。
誠の全身からドッと汗が噴き出る。
神木「大丈夫?誠。」
神木と合流する。
誠「神木…。」
神木「彼はヤバイよ。誠、よく殺されなかったね。」
誠「・・・。」
神木「殺したのは彼さ。」
誠「・・・え?」
神木「神と魔王を殺したのはどっちも彼さ。彼がこの計画とゲームの首謀者であり、今の天界のトップなのさ。」
誠「!・・・」

理解し難い力の差に、ただただ絶望してしまう。だけど、やはり立ち向かうしかない。俺にしか出来ないことが…。俺らにしか出来ないことが…!

天使襲来イベント 終了。


ーーー終焉の場所にてーーー
カエラ『ほう…。面白い。やってみろ。』
???「はい。もうプログラムは済ませました。あとは起動するのみです。」
カエラ『…。また何か企んでるわけじゃねえよなぁ?』
???「そんな、まさか・・・!」
カエラ『別に隠さなくていい。もう俺はお前を殺さないことにした。』
???「・・・?」
カエラ『このゲームは最後まで実行させる。面白い遊び相手が出て来たもんでな。お前が何を企んでてももう構わん。好きにすればいい。』
カエラはその部屋から出た。

???「あんなこと言ってるけど…。」

{ハハ…。面白くなってきたねぇ。ますますこの場所が気に入ったよ。}

???「・・・」


ーーー謎の部屋ーーー
???「新入りか?」


亮『・・・はい。』


次回、腐命島編
(補足回をはさみます。)