第23話 天神「ミカエラ」

最初から読みたい人へ➡http://kumakuramihai.hatenablog.com/entry/2017/05/30/203112
地獄の三日間編から読みたい人へ➡http://kumakuramihai.hatenablog.com/entry/2017/06/04/12000
三日目「ノーウォッチデー」から読みたい人へ➡http://kumakuramihai.hatenablog.com/entry/2017/06/11/120000

前回 神VS魔王 の続き


・天使襲来イベント 最終日
誠は一人の天使を路地裏まで追いかけていた。
誠「追い詰めたぞ…。」
ドシュンッッ‼
誠はいつものようにソードで天使の胸を貫いた。

誠は神木と連絡を取る。
誠「おい、一人倒したぞ。そっちは?」
神木「・・・え?あぁ~・・・、まだ一人なのねぇ(小声)。」
誠「あ?」
神木「頑張ってるね!その調子!!ファイ…」
ブツッ
誠は即電話を切った。
誠(…クソウゼエ。)
誠が次の天使を探しに行こうとしたその時だった。

カッ……‼

路地裏の奥から、一つの光のオーラがほとばしる。
誠(何だ・・・?)
誠はその光が放つ場所に目をやる。その光に、誠は呑み込まれそうになった。
だが、誠は踏みとどまる。その光から、ほのかで静かな殺気を感じたのだ。

人影が見える。
誠「誰だ!?お前は!?」
???『・・・』
誠「お前、天使だな!?」
誠は探りを入れたが、返事は返ってこない。人間じゃないことは既に誠には分かっていたが、何かが違う。今までの天使と、何かが違う。
???『オマエだな?金城誠は。』
誠「・・・」
???『忠告をしに来た。虫けらよ・・・いくら足掻いても見苦しいだけだぞ?』
誠「・・・何のことだ?」
???『魔王風情が。人間界にまで何をしに来た?挙げ句の果てに人間に乗り移り、我々に刃向かおうとは…。滑稽だ。』

誠の胸の奥底が激しく燃え盛る。

誠「何が言いたい…?」
???『つまりだ。
我々がこの世界で絶対なのだ。
地 へ 還 れ 、 敗 北 者 よ 。 』
誠「…!」
???『今死ぬのなら見逃してやる。ただ、それ以外の行為は我々に対する反逆と見なす。これからのゲームで一切の優遇をされないと思え。』

誠は、無意識にソードを造り出していた。

???『何だ?それは…?』

誠【調子に乗るなよ、小僧。貴様らは自分達が犯した罪の重大さに気付いていない。ここで果てろ。
天 神 ミ カ エ ラ …‼】

その名前は、誠には身に覚えのないものだった。だが、心の底から沸き上がる殺意と共に、誠の口から自然とその名前が発せられていた。

カエラ『・・・ほう。それは・・・反逆と見なしていいんだな?』


次回、天使襲来編 完結