神VS魔王

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前回 神を受け継ぎし者 の続き


・神木の能力
翼を自由自在に操れる。主に羽を飛ばしてきたり、風を起こしたりなど多種多様な攻撃をする。

・神木の目的
神木との勝負に乗ってしまった誠。神の魂を受け継ぐ者との戦い。魔王と神。正反対の二人だが、どちらも天神に殺られた身。彼らの闘志は燃えていた。
神木「いいねぇ!誠!君は強いよ!」
誠「・・・くっ!!」
その戦いは、神木が優勢だった。
神木「もっと、もっと本気で!!」
誠の攻撃は奴には当たらない。動きが誠とは段違いだった。
誠(こいつ・・・元は俺と同じ人間なんだよな・・・?)
誠「くそっ、これならどうだ!!」
神木の頭上に雷雲が現れる。
ドドオオォォォンッッ‼
誠(やべ、さすがに今のはまずかったか…?)
神木「やっと殺しにきたね。誠最高。」
横にいた。顔が近い。何なんだこいつは。
誠「うがあぁぁっ!」
ソードで斬り刻もうとしたが、また避けられた。
神木「キレんな!キレんなって誠!!キレんな!!」
誠のイラつきはエスカレートしていく。
誠「何が目的なんだ?テメェ・・・。」
神木「・・・合格!!」
誠「は?」
神木「いや、ね。俺が神の魂を受け継いだのと同じように、魔王verもいるっていう噂を聞いてね。探しにきてたわけさ。」
誠「噂って…誰からだよ?」
神木「ん…ああ。鳥たちから聞いたのさ。彼らのさえずりが荒々しかったもんでねぇ。森の木々たちも騒いでたなぁ。」
苦手だ。神木は誠の苦手なタイプの人だ。どストライクだった。
神木「でね…今こうやって手合わせしてみたわけだけど、強い奴だったら協力したいなー、なんて思ってたわけよ。そういう意味で、合格!!」
誠(上からなのか下から目線なのかよく分かんねえなコイツ・・・)
誠「・・・つまりはお前も、このゲームを終わらせたいって考えてるのか?」
神木「そうさ。神として奴ら(天使)を正さねばならない。あいにく、神も人間の想像とは違って全知全能じゃなかったみたいだし、奴らに勝つのは困難を極めるのさ。だから、君と協力したい!仲間は多く持たないとね!!」
神木が右手を差し出してきた。誠がその手を取る。

二人の胸の奥底が激しく燃え上がる。

魔王【なぜお前と共闘しなくてはならんのだ?】
神【まあまあ、怒んないでよメルくん。今だけさ。仲良くあの憎い『五大天神』を潰しにいこうよ。】
魔王【…全てが終わったら八つ裂きにしてやる。】
神【はは…、望むところだよ。】

会うはずのない二つの魂が今、共鳴した。


次回、天神「ミカエラ