第12話 二日目終了

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補足
誠の相棒のボンボンがいないような感じになっていますがちゃんといますw喋らすのめんどいんで放置してるだけです。ただ今回ちょっと出番があるので書いときます。
前回 Xの能力 の続き


X「もう俺は一度お前を殺した。今日のノルマは達成済み・・・。だが最期までやろうじゃないか。君の死に時まで・・・。時間を延長してやろう。」
コンティニューした誠にはまた、地獄が待っていた。Xとの力の差は絶望的。立ち向かうのはあまりにも無謀だった。
ボンボン「誠様・・・!奴は危険すぎます・・・!!悪魔の力を、直に借りています!!」
誠「そんなことができるのか・・・!?」
ボンボン「いや・・・聞いたことありません・・・。ただ、この目の前で起きている物事には、そうとしか理由がつけられません・・・!」
X「さあ、誠、なぶり殺してあげるよ、ゆっくりとね・・・。」
誠は少し希望を持っていた。奴はリストに載っている。一回でも殺せば死ぬのだと。一回だけ奴の心の臓にガラスを突き刺せば終わりなのだと・・・。だがその一回のチャンスが、あと残り2個のライフのうちに来るのかどうか・・・。
ボンボン「・・・誠様。奴も元々は人間です。正真正銘の悪魔ではありません。必ずガタがきます・・・。その隙を狙いましょう。」

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何時間経ったのだろうか。
誠はボロボロの体で闘技場に立っていた。抵抗すら出来ないまま、Xに殴られ続ける。
X「もう飽きた。」
ドゴオォン!!
またもや誠は炎の海に飛ばされる。
ライフはとうとう一つになってしまった・・・。

誠(だめだ・・・勝てない・・・!勝ち方は分かっても、それ以前に歯が立たない!)

・誠 最後の命
力を振り絞った。相手の動き一つ一つに集中して、反応した。今までとは違う、洗練された戦いかたで・・・。誠はようやく、奴の胸にそのガラスを貫き通した。
X「グッ・・・?ガッ!?グゥ!!!」
誠「やったぞ・・・やったぞオラァ!!」
X「実に・・・見事で・・・」
X『実に滑稽だ。』
Xの目の色が変わる。生気が戻り、気迫の持った眼に・・・!
ガラスは割られ、誠はまた突き飛ばされる。
X『人間は危機感が無いよなぁ・・・。命が何個もあると、すぐ余裕ぶる。君もそんな弱者たちと同じだよ。なぜその本気の動きを、最後の最後にしてしまったんだい?・・・まだ分からないか?・・・12時を回ったんだよ・・・誠君。』
誠は絶望した。
X『そうだな・・・。リストに載っていないから、俺の命は・・・今185個かぁ・・・。』
誠は後悔した。なんで・・・なんでこんな・・・。

終わりだと思ったその瞬間、

ガッ…!

X『何だこれは・・・?』
Xの後ろに、一つの闇のゲートが開かれる。そのゲートからは、巨人のような黒い手が伸び、Xの胴体を掴んでいる。
X『離せ!!』
???「悪いな。不正した者には死を与えねばならん。」
ゲートから謎の声が聞こえる。
X『なぜだ!!俺は不正なんか・・・!』
???「まだ白を切る気か・・・。まあいい、連れていけ。」
X『そんな・・・!ヴァ・・レ・・・ッ!うわあああああああああああああああああああああ!!』

Xは闇のゲートに呑み込まれていった。
闘技場の壁が剥がれ出す。
誠は久々の地上に降り立った。倒れる誠。
亮「誠、大丈夫か!!」
裕一「誠君!!」
夏芽「誠!!」

何だ、待ってたのか・・・亮たち・・・。
くそ・・・なんかやるせない気持ちだ・・・。モヤモヤする・・・。
Xに、勝ちたかったなぁ・・・。

そして・・・舞台は三日目へ・・・


次回、三日目「ノーウォッチデー」