腐命島編

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前回 【必読!】天使襲来編までの謎 徹底解明 の続き


地球上での生存者は、「賞命首」開始前の5000万人から300万人弱にまで減少していた。

賞命首、最後のイベントが開催される。

ウ~~~~~ッ!!!
サイレンが鳴る。
その瞬間、誠たちは今までいたところとは別の場所に飛ばされた。
裕一「・・・何だ…!?」
誠たちだけではなく、他の一般人も飛ばされている。そこは、果てしなく広い荒れ地だった。

ブオォォン…

空に穴が開く。中からはミルティが出てきた。
ミルティ「う~~!!やっほー!!皆元気~!?ミルティでぇ~っす!!皆、今回が最後のイベントだよ!気張ってこーっ!」
周りをまた見渡すと、信じられないくらいの人が集まっていた。満員電車のようにぎゅうぎゅう詰めにされていく。
ミルティ「今回の舞台はここ!腐命島(ふめいじま)!!もうこの島には生存者全員が集まっています!広さは君たちのいた島よりちょっと広いかな…。じゃ、今回のイベントのルールを説明しちゃうよ!」


⚫腐命島 イベント ルール
・この島には「生存者」と「死者」が招待された。「生存者」は今まで生き残っていた人達(300万人)、「死者」は地獄の三日間開始時に生きていた人達で、もう死んでいる人達(約3500万人)が招待された。
この中から、「生存者」50人、「死者」50人を天界へと連れていく。この50人はイベントの成績上位50人とする。

・「生存者」
生存者は全員リストに載る。ただ、殺したときのライフの変動のしかたが今までと異なる。
ライフが「1」の人が人を殺しても、ライフは「1」しか奪えない。逆にライフが「100」ある人が人を殺したとき、ライフは「100」奪える。すなわち、自分のライフの数が、人のライフを奪う「攻撃力」の数値と同じということになる。ライフが0になると、脱落する。最終的にライフが多い上位50人だけが生き残る。

・「死者」
リストには載らない。死者は死者を殺すことはできない。死者にはライフがない(ゾンビ状態)。攻撃力というものだけが付けられ、それは「1」からスタートする。攻撃力は、「生存者」を殺していくごとに1➡2➡4➡8➡16と増えていく。死者の攻撃力分だけ生存者はライフを削り取られることになる。最終的に攻撃力が高い上位50人だけが復活し、生き残る。

・その他のルール
期間は一週間。一週間後に結果を発表する。その前に、生存者の数が50人になった場合は、イベントは強制終了される。


ミルティ「まぁ、死者が蘇るから敗者復活戦みたいな感じ?てかこれ生存者キツいよね~笑
とりあえず、これ生き残れたらもう優勝は目前だから。頑張ってね~!」
ミルティはどこかに消えた。
タイマーが上空に浮かび上がる。

イ ベ ン ト 開 始 ま で 、 あ と 3 時 間

「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
多くの人達が、叫びながらこの場から散っていく。誠はその人波にのまれそうになりながらも、なんとか耐えて、夏芽、裕一、神木と合流する。

裕一「また残酷なことを…。」
神木「やはり懲りないな、奴らは。」
ああ、奴らのやっていることは非道だ。決して許されない。だけど、そんなことより…
夏芽「誠…っ!!」
夏芽が泣きそうな顔でこちらを見てくる。
やっぱり、同じこと考えてたんだな・・・。
誠「あ、・・・あぁ・・・!」
誠は唇を強く噛み締める。

誠「亮と・・・会えるかもしれない・・・っ!!」


次回、協力

【必読!】天使襲来編までの謎 徹底解明

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前回 天使襲来編 まとめ・解説・次回について の続き


※注意※
この記事は「天使襲来編 まとめ・解説・次回について」まで読み終えた人のための記事です。まだ読み終えてない人には壮大なネタバレが降りかかることになります。





⚫亮の設定について
http://kumakuramihai.hatenablog.com/entry/2017/05/31/170338
この記事から亮は「友達想い」というキャラ設定になっています。Xと戦ってるときに自分を犠牲にしようという気持ちや、藤崎が誠をバカにして亮を挑発したときに、彼はまんまと乗ってしまいましたね…。友達想いすぎる。

⚫悪魔ではなく、天使がゲームの主催者
http://kumakuramihai.hatenablog.com/entry/2017/06/02/195120
この記事では、ボンボンがこの賞命首を悪魔が主催しているゲームではないと主張しています。当たってましたね。このとき、ほとんどボンボンに記憶は戻っていません。魔王の力を目の当たりにして最近記憶を取り戻してきたようですが…。
記憶はそもそもなんで消えてしまったんでしょうかねぇ?

⚫終焉の場所
http://kumakuramihai.hatenablog.com/entry/2017/06/05/120000
この記事の最後に出てますね。「終焉の場所」。この記事では二人、人物が登場しています。うーんと、Bのほうがミカエラです。今はこのシーンについてはこれしか言えません。

⚫Xの能力
http://kumakuramihai.hatenablog.com/entry/2017/06/09/190000
ほんっっっとうにこの戦いは覚えておいてほしいです。賞命首の三大謎に入るくらいなので。

⚫Xについて
X、またの名を「佐々木 颯太」。彼は初期メンバーにしてたほうが面白かったですねぇ…。そのほうがインパクトありますもんねwただ、記事をまた一から書き直すのは・・・。
ということで、佐々木颯太は初期メンバーだった。そういうことにしておいてください(暗黙の了解)。
あと、
http://kumakuramihai.hatenablog.com/entry/2017/06/10/130000
ここの最後らへんのシーンも覚えられたら覚えておいてください。

⚫ライフウォッチのアップデート
http://kumakuramihai.hatenablog.com/entry/2017/06/14/165200
この記事以降、もうアップデートは来ません。ただ…?

⚫魔王の能力とは?
http://kumakuramihai.hatenablog.com/entry/2017/06/15/161500
誠が亮のチビ悪魔を抱いたあと、能力自体を吸収していました。書き忘れましたが、この亮のチビ悪魔の能力はもう誠は持っていません。藤崎と戦ったあとに消えました。その後、また能力の吸収を試みましたが出来ませんでした。この一回限りのようでしたね…。魔王の能力とは一体…?

⚫謎のチビ悪魔「レオ」
http://kumakuramihai.hatenablog.com/entry/2017/06/18/004849
「今、俺には何が起きてるか知っている。」
ほう…?今読むと結構この悪魔の存在が怪しく思えてきますよねぇ…。実に冷静すぎますし。

⚫ボンボンが取り戻した記憶
http://kumakuramihai.hatenablog.com/entry/2017/06/20/081752
ボンボンって弱い悪魔なんでしょ?謎知りすぎじゃない?そもそも魔界に監禁されていたのになんで神が死んだことが分かってるの…?はい、矛盾点はっけーんwww
作者の僕(矛盾…か…。)

⚫五大天神
「ミカエラ」、「ミルティ」、「アルテナ」。この三人が今分かってる天神ですね。こいつらとの戦闘を早く書きたい。

⚫魔王の名前
http://kumakuramihai.hatenablog.com/entry/2017/06/25/171413
メルくんって…可愛い。ま、明かしませんけどね、本当の名前は。

⚫ミカエラの行動
http://kumakuramihai.hatenablog.com/entry/2017/06/30/222851
誠ほんとによく殺されなかったですねw
ただ、ミルティやアルテナがこのイベントに参加できなくて悔しがってたりしてましたし…。天神はこのイベントに関与できなかったということなんですね。彼らがトップだというのに何故誠を殺すぐらいのことはしなかったんでしょう?一体誰に縛られてるのでしょうか?

⚫終焉の場所、再び
http://kumakuramihai.hatenablog.com/entry/2017/06/30/222851
おっと、またこの場所ですね。ミカエラともう一人は前回いた人と同じです。ただ、{}←こいつは誰なんでしょう?
・・・あまり僕は好きじゃない奴です。

⚫亮…?
http://kumakuramihai.hatenablog.com/entry/2017/06/30/222851
!?
亮!?と、最後のほうで思った人は多いと思います。亮が帰ってくる…!?
まあ、期待してもいいかもですね。


以上です!!謎多い!!w
これらの謎をあとの3つの章で明かして戦闘も全部済ませないといけない…。
長い。きついけど覚悟していきます。面白さを優先することも忘れずに…。最後まで…。

では、また次回。


次回、腐命島編

天使襲来編 まとめ・解説・次回について

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前回 天使襲来編 完結 の続き


天使襲来編が完結しました!早い早いw
まあ今回はパッとしたボス戦はなく、重要人物や真実が明かされた章という感じでしたね。

今回のまとめ

・誠はボンボンからこの世界の真実を明かされる。(天使と悪魔の戦争についてなど)

・天使襲来イベントが始まる。誠は立ち直り、このゲームを終わらせることを強く決心する。誠無双。

・神の魂を受け継いだ「神木 仁」と会う。仲間になる。

・天使襲来イベント最終日、天神の一人、「ミカエラ」と会う。


こんな感じでしたね。そして、

ゲーム開始編(終了)
地獄の三日間編(終了)
天使襲来編(終了)
腐命島編(NEW!!)
??????
???

ついに物語が折り返しに入ります。今回の章から賞命首の謎が徐々に解かれていってますね…。
ただ、まだ謎は多し。そして、戦闘も多し。あとの3つの章がクソ長くなると思います。
謎が解かれたらもうこの物語あとは戦闘しかないんですよ。でも超絶熱い戦いなんですよ(多分)。一つの戦闘で記事二つ以上は使いそうなんでほんと長くまります。

かれこれこの章にくるまで1ヶ月…
やっぱり皆さんの応援が無ければここまで書けませんでした。本当に嬉しい…。

累計350PV突破しました!!
ヨッ!!(パチパチパチ)

身内の方々が読んでくださり、そうでない人も読んでくださり、本当に感激です。ここまで読んでくれる人がいるとは思いませんでした。本当にありがとうございます!
何ヵ月経とうとこの物語はなんとかこのブログで完結させたいと思います!

最後に、この記事は天使襲来編のまとめなんですが・・・。
天使襲来編までの解明された謎、まだ明かされてない謎を別にまとめた記事も作ります。最初から読み返すのは面倒でしょうからね…w

多分今読み返すと違った楽しみ方が出来たり出来なかったりすると思うのでまとめます(いわゆる伏線ってやつを散りばめながら書いてたので面白いかもしれません)。

では、また次回でお会いしましょう。


次回、【必読!】天使襲来編までの謎 徹底解明

天使襲来編 完結

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前回 天神「ミカエラ」 の続き


誠は胸が燃えるように熱くなるとき、しだいに意識も薄れてゆくようになっていた。魔王に、身体を乗っ取られるイメージだ。
今もそう。誠の意識はもうろうとする一方で、闘志だけは燃えている。

カエラ『…少し気に食わないな。人間をこき使っているように見える。』
誠【ハッ!貴様らが言えることか・・・?】
カエラ『・・・。』
カエラは少し何か考えたのち、後ろを向き歩きだす。
誠【…?オイッ!!逃げる気かっ!!】
カエラ『俺はただ忠告しに来ただけだ。雑魚と戯れる時間は持ち合わせてない。』
誠【ほざけ…!!】
誠が動き出そうとしたその瞬間だった。

ズオォッッ‼

誠の本当の意識が戻る。
誠(何だ?何が起こった・・・?)
手元を見ると、さっきまであったソードがない。それだけじゃない。何の力も感じない。ただの人間になったみたいだ…。何だこれは。
カエラ『いいか。この世界がどうなっていくのか、誰が強いのか、ちゃんと見ておいたほうがいい。そうだな…、地獄でも役に立つかもしれんからな。』
そう言って、ミカエラは誠の前から姿を消した。
誠の全身からドッと汗が噴き出る。
神木「大丈夫?誠。」
神木と合流する。
誠「神木…。」
神木「彼はヤバイよ。誠、よく殺されなかったね。」
誠「・・・。」
神木「殺したのは彼さ。」
誠「・・・え?」
神木「神と魔王を殺したのはどっちも彼さ。彼がこの計画とゲームの首謀者であり、今の天界のトップなのさ。」
誠「!・・・」

理解し難い力の差に、ただただ絶望してしまう。だけど、やはり立ち向かうしかない。俺にしか出来ないことが…。俺らにしか出来ないことが…!

天使襲来イベント 終了。


ーーー終焉の場所にてーーー
カエラ『ほう…。面白い。やってみろ。』
???「はい。もうプログラムは済ませました。あとは起動するのみです。」
カエラ『…。また何か企んでるわけじゃねえよなぁ?』
???「そんな、まさか・・・!」
カエラ『別に隠さなくていい。もう俺はお前を殺さないことにした。』
???「・・・?」
カエラ『このゲームは最後まで実行させる。面白い遊び相手が出て来たもんでな。お前が何を企んでてももう構わん。好きにすればいい。』
カエラはその部屋から出た。

???「あんなこと言ってるけど…。」

{ハハ…。面白くなってきたねぇ。ますますこの場所が気に入ったよ。}

???「・・・」


ーーー謎の部屋ーーー
???「新入りか?」


亮『・・・はい。』


次回、腐命島編
(補足回をはさみます。)

天神「ミカエラ」

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前回 神VS魔王 の続き


・天使襲来イベント 最終日
誠は一人の天使を路地裏まで追いかけていた。
誠「追い詰めたぞ…。」
ドシュンッッ‼
誠はいつものようにソードで天使の胸を貫いた。

誠は神木と連絡を取る。
誠「おい、一人倒したぞ。そっちは?」
神木「・・・え?あぁ~・・・、まだ一人なのねぇ(小声)。」
誠「あ?」
神木「頑張ってるね!その調子!!ファイ…」
ブツッ
誠は即電話を切った。
誠(…クソウゼエ。)
誠が次の天使を探しに行こうとしたその時だった。

カッ……‼

路地裏の奥から、一つの光のオーラがほとばしる。
誠(何だ・・・?)
誠はその光が放つ場所に目をやる。その光に、誠は呑み込まれそうになった。
だが、誠は踏みとどまる。その光から、ほのかで静かな殺気を感じたのだ。

人影が見える。
誠「誰だ!?お前は!?」
???『・・・』
誠「お前、天使だな!?」
誠は探りを入れたが、返事は返ってこない。人間じゃないことは既に誠には分かっていたが、何かが違う。今までの天使と、何かが違う。
???『オマエだな?金城誠は。』
誠「・・・」
???『忠告をしに来た。虫けらよ・・・いくら足掻いても見苦しいだけだぞ?』
誠「・・・何のことだ?」
???『魔王風情が。人間界にまで何をしに来た?挙げ句の果てに人間に乗り移り、我々に刃向かおうとは…。滑稽だ。』

誠の胸の奥底が激しく燃え盛る。

誠「何が言いたい…?」
???『つまりだ。
我々がこの世界で絶対なのだ。
地 へ 還 れ 、 敗 北 者 よ 。 』
誠「…!」
???『今死ぬのなら見逃してやる。ただ、それ以外の行為は我々に対する反逆と見なす。これからのゲームで一切の優遇をされないと思え。』

誠は、無意識にソードを造り出していた。

???『何だ?それは…?』

誠【調子に乗るなよ、小僧。貴様らは自分達が犯した罪の重大さに気付いていない。ここで果てろ。
天 神 ミ カ エ ラ …‼】

その名前は、誠には身に覚えのないものだった。だが、心の底から沸き上がる殺意と共に、誠の口から自然とその名前が発せられていた。

カエラ『・・・ほう。それは・・・反逆と見なしていいんだな?』


次回、天使襲来編 完結

神VS魔王

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前回 神を受け継ぎし者 の続き


・神木の能力
翼を自由自在に操れる。主に羽を飛ばしてきたり、風を起こしたりなど多種多様な攻撃をする。

・神木の目的
神木との勝負に乗ってしまった誠。神の魂を受け継ぐ者との戦い。魔王と神。正反対の二人だが、どちらも天神に殺られた身。彼らの闘志は燃えていた。
神木「いいねぇ!誠!君は強いよ!」
誠「・・・くっ!!」
その戦いは、神木が優勢だった。
神木「もっと、もっと本気で!!」
誠の攻撃は奴には当たらない。動きが誠とは段違いだった。
誠(こいつ・・・元は俺と同じ人間なんだよな・・・?)
誠「くそっ、これならどうだ!!」
神木の頭上に雷雲が現れる。
ドドオオォォォンッッ‼
誠(やべ、さすがに今のはまずかったか…?)
神木「やっと殺しにきたね。誠最高。」
横にいた。顔が近い。何なんだこいつは。
誠「うがあぁぁっ!」
ソードで斬り刻もうとしたが、また避けられた。
神木「キレんな!キレんなって誠!!キレんな!!」
誠のイラつきはエスカレートしていく。
誠「何が目的なんだ?テメェ・・・。」
神木「・・・合格!!」
誠「は?」
神木「いや、ね。俺が神の魂を受け継いだのと同じように、魔王verもいるっていう噂を聞いてね。探しにきてたわけさ。」
誠「噂って…誰からだよ?」
神木「ん…ああ。鳥たちから聞いたのさ。彼らのさえずりが荒々しかったもんでねぇ。森の木々たちも騒いでたなぁ。」
苦手だ。神木は誠の苦手なタイプの人だ。どストライクだった。
神木「でね…今こうやって手合わせしてみたわけだけど、強い奴だったら協力したいなー、なんて思ってたわけよ。そういう意味で、合格!!」
誠(上からなのか下から目線なのかよく分かんねえなコイツ・・・)
誠「・・・つまりはお前も、このゲームを終わらせたいって考えてるのか?」
神木「そうさ。神として奴ら(天使)を正さねばならない。あいにく、神も人間の想像とは違って全知全能じゃなかったみたいだし、奴らに勝つのは困難を極めるのさ。だから、君と協力したい!仲間は多く持たないとね!!」
神木が右手を差し出してきた。誠がその手を取る。

二人の胸の奥底が激しく燃え上がる。

魔王【なぜお前と共闘しなくてはならんのだ?】
神【まあまあ、怒んないでよメルくん。今だけさ。仲良くあの憎い『五大天神』を潰しにいこうよ。】
魔王【…全てが終わったら八つ裂きにしてやる。】
神【はは…、望むところだよ。】

会うはずのない二つの魂が今、共鳴した。


次回、天神「ミカエラ

神を受け継ぎし者

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前回 天使襲来 の続き


魔王の力で無双し始める誠。ただ、裕一と夏芽もそれに頼るばかりでは駄目だと思い、自分の悪魔とウォッチの能力の特訓をしていた。

⚫ボンボン以外のチビ悪魔たち(ほとんど前説明したのと同じ能力を持ってます。)

・ライデン(亮のチビ悪魔)
電気を操る。

・ビヨンド(夏芽のチビ悪魔)
ワープマウスを操る。まだサボり症。通称ビヨちゃん。

・ヴァンギー(裕一のチビ悪魔)
コウモリを出す。


⚫イベント開始から3日ほど過ぎたある日

誠たちは天使たちを駆逐するため、他人でも天使に狙われている人たちを見つけたら助けることにした。
誠が道で一人の天使を殺したとき、
???「ブラボー!」
一人の少年が話しかけてきた。
誠「誰だ・・・?お前?」
誠は少し強めの口調で聞いた。その少年から、人間とは思えない「何か」がほんのわずかに滲み出ていたからだ。
???「まあ、そんな身構えないでよ。俺は君の敵じゃないからさ。ただ…少し手合わせ願いたい。」
誠「・・・は?」
誠は困惑した。
誠「本気で言ってるのか?お前、さっきの俺見てたんだろ?」
???「え、うん。強かったじゃないか。だからほら、手合わせ、手合わせ。」
誠はその少年が人なのか、それ以外の者か、もしかするとオーラを消して人間になりすましている天使かもしれないなど思考を凝らしたが、めんどくさくなったので、少年の言葉に素直に応じた。
誠「・・・じゃあ・・・いくぞ。」
誠はガラスソードを生成し、強靭な脚力を使って少年に飛びかかり、その剣で突き刺す。と、いきたいところだったが、誠はわざと攻撃を外した。少年がギリギリまで攻撃を避けなかったからだ。
誠「なぜ避けない?・・・」
だが、誠が質問を投げかけたその先には、少年はもういない。
誠(!?さっきまで、俺の攻撃を避けずにここにいたはずなのに・・・どういうことだ?)
???「はは、なんだよ、ちゃんと狙ってんの?本気で来てよ。」
少年はいつの間にか、誠の後ろを取っていた。

神木『俺は神木 仁。神様の魂を受け継ぐ者。君とはまるで真逆で、似たようなものさ。さあ、魔王の力を見せてくれよ。金城 誠。』

神木の背中から、白い大きな翼が生え出す。

誠「はっ!・・・マジかよ・・・。」


次回、神VS魔王